エアロ塾   
 
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実は誤解だらけのふとんの日干し正しい干し方ってどうやるの?
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1日の終わりはフカフカのふとんで…。
きっと多くの人が思うこんな願い。

けど一日中干しても一生懸命叩いても、なかなかフカフカになりません。
いったいどのように干せば、フカフカになるのでしょう? 

老舗寝具メーカー・西川産業営業戦略室の春日一恵さんに伺うと…。

「ふとんを干す目的は、溜まった湿気を逃がすこと。
人間は睡眠時にコップ1杯分くらいの汗をかき、それが湿気として掛けふとん、敷きふとんに溜まります。
これを放出すればフカフカしますよ」

ということで、春日さんに教えてもらったふとんの正しい干し方は次の通り。

(1)晴天で乾燥した日の10~15時の間で、全面に日が当たるよう両面を干す。

(2)干す際は生地の傷みを防ぐため、カバーやシーツで覆う。ただし、強い光を当てようと黒いビニールをかぶせるのは、逆に湿気が出にくくなるので避ける。

(3)干す時間は、コットンやポリエステルなら片面2時間程度で週1~2回。
羽毛なら片面1時間程度で月1~2回。


ちなみにホコリを出すためにふとんを強く叩くのは、生地や詰め物を傷めるのでNGで。

掃除機を使えばホコリだけでなくダニのフンや死がいも一緒に取れるそうです。

また梅雨で外に干せない場合は、室内でイスなどに掛けておくだけでも湿気を外に逃がせるのだとか。

いろいろ学ぶことがありましたが、みなさん覚えました?

気持ちのよいふとんで寝て、一晩で忘れちゃダメですよ~。