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半身浴の驚くべき効果とは? 2
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半身浴の方法

全身浴に比べ、心肺機能への負担が少なく、体に良い入浴方法とされている半身浴ですが、正しい入浴方法を知っていますか?

決してお湯の量を減らすだけではありませんよ!
効果的に半身浴を行うためにも、正しい半身浴の方法を確認していきましょう。

お湯の温度

お湯の温度は38~40度ぐらいに設定しましょう。
高い温度で入浴するのを好む人には、「ぬるすぎる」と思ってしまうかもしれませんが、半身浴は時間をかけてゆっくり温まることで効果が得られます。
温度が高いと、たとえ半身浴であってものぼせてしまいますので、体温より少し高めの38~40℃のお湯で入浴しましょう。

また、入浴しているうちにお湯の温度が下がってしまう場合もあります。
この場合には、お湯を足して温度を保つようにしましょう。
お湯を足しすぎてお湯の量が増えすぎてしまうのは良くないので、お湯の量も調節しながら温度を保つようにすると良いでしょう。

お湯の量

お湯の量は、入浴したときにみぞおちあたりまで浸かる程度が良いでしょう。
お湯の量が多くなると、心肺機能への負担が大きくなってしまいます。
入浴は、自分が思っている以上に体への負担が大きいです。

長時間入る場合には特に、お湯の量には気をつけましょう。

入浴の時間

効果的な入浴時間には、個人差もありますが、少なくても20分は半身浴を行わなければ効果的とは言えません。
体が温まって、汗が出始めてくれば、体が芯まで温まっていると言えます。

水分補給

半身浴を行う時間が長くなれば長くなるほど、体から奪われる水分の量は多くなります。
こまめに水分補給を行うことが大切です。

ミネラルウォーターなどを、お風呂に用意しておくと良いでしょう。

上半身の冷え対策

半身浴は、上半身はお湯につかっていないので、最初のうち寒いと感じる場合もあります。
お風呂のふたをはずした状態で浴室を温めたり、換気扇を止めると良いでしょう。

また、上半身が濡れていると冷えやすいので、タオルでしっかり拭くとさらに上半身の冷えを防げます。

半身浴の注意点

半身浴は、ダイエットや健康、美容にも高い効果がありますが、入るタイミングやその日の健康状態によっては、体調を崩してしまう場合もあります。
リラックスして入浴することも大切ですので、体調が良くない場合には無理しないようにしましょう。

また、食べてすぐの入浴は消化不良を起こす可能性があるので、食事の後は30分くらい休んでから入浴するようにしましょう。

半身浴のダイエット効果をさらに高めるには…

半身浴の効果を高める方法を紹介します。
半身浴を行うと、脂肪が燃焼しやすくなるので、運動をプラスするとダイエット効果を高められます。

湯船の中で行える運動には、ストレッチやダンベルなどを用いた筋力トレーニングがあります。
また、マッサージも脂肪を燃焼させる効果があるのでおすすめです。
入浴剤を入れたり、好きな雑誌を見たり、半身浴を楽しむ工夫をすると良いでしょう。