エアロ塾

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あの方から熱いメッセージを頂いたぞう!
尾陰由美子先生編
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2012年1月16日 
メールマガジン 掲載

尾陰由美子インストラクターよりエアロ塾の皆様へ!

2012年を迎えて『仕事を志事に変える!!』

寒中お見舞い申し上げます。

新年のご挨拶が遅くなってしまいました。
サークル「エアロ塾」に登録の皆さんは、どんな年末年始を過ごされましたか?

今年も肥塚さんのご依頼により、新年のご挨拶をこのように書かせていただきながら、私自身の想いを綴ってみました。

さて2011年は、東日本大震災という未曽有の出来事があり、そのことによって皆さん自分自身に置き換えていろいろと考えることも多かったのではないかと思います。

また、社会情勢、経済状況の不安定な状況から自分の立場、将来への不安も一気に広がったかもしれません。

そんな中、インストラクターの方にとってもいろいろと不安を抱くことが増えているかもしれません。

現在の現実を変えることが難しい中で、自分がその現実をどのようにとらえていくか?

そして、自分のとらえた解釈によってどのように行動を起こしていくか?

ということが、人によって大きな差を生むことになります。

状況が変わらないことを「チャンス」ととらえるのか?
「ピンチ」ととらえるのか?

によって私たちがとる行動は変わってきます。

動物は、本能的にピンチ(危機)を感じたとき、「逃げるか」「闘うか」「かたまって動かないか」この3つの行動をとるといわれています。

この3つの方法を皆さんはどう思われますか?

現実逃避をし続ける選択もあります。
闘ってみるものの先の不透明感から気持ちが萎える人もいるでしょう。

ただ、周りの状況が変わることのみ願って何も行動を起こさない人もいるでしょう。

では、「チャンス」ととらえた人の行動は、何が起こるでしょう?

この「チャンス」は何においてチャンスなのでしょう?

フィットネス業界においては、3%の市場をずっと守り続けています。

つまり、健康の維持・増進のために健康づくり、体力づくりにお金をかけてでも積極的に運動する人の市場が3%ということになります。

では、残りの97%は、健康に興味がないのでしょうか?
体力づくりに消極的なのでしょうか?

私たちの周りを見渡していくと、健康に関して興味のある分野として介護事業の市場や医療関係の市場は、フィットネス市場の10倍とも20倍とも言われています。

健康を求めている人はたくさんいるということです。
にもかかわらず、フィットネス市場が3%にとどまっているというのは、とてももったいないことです。

市場が仮に10倍になるということは、自分の仕事もシンプルに10倍の広がりがあると考えられます。

今までのインストラクターは、限られた市場の中で与えられたビジネスをしていたのです。

でもそれでは、フィットネス業界が立ち行かなくなってきていることも周知の事実です。

フィットネス業界としては、市場を拡大できる力のあるインストラクターが求められているということです。

すでに大手フィットネスクラブは、介護事業や医療との提携を積極的に行っていますし、異業種の方々がフィットネス事業に参入しているのです。

そこに、自分が目を向けること、また行動を起こしていくことは、私たちインストラクターの可能性を大きく広げてくれるはずです。

まさしく、これを「チャンス」ととらえられる人は、気持ちがワクワクしてくるはずです。

インストラクターの皆さんを待っている人が、今の10倍いると思うだけでワクワクしませんか?

私たちは、求められることに喜びを感じます。
そして、元気を届けることにも喜びを感じられるはずです。

自分の活躍の場のイメージができた人は、次に具体的な行動目標です。
待っている方々が何を求めているか?
どんな事だったら受け入れてもらえるのか?
想像力を発揮してみましょう。

実際には、従来のフィットネスの考え方を避けてきた人たちですから、自分自身の今までの固定観念を壊していく必要があります。

「インストラクター(先生)」ではなく「サポーター(介助者)」という役割が求められるかもしれません。

「鍛える」ことより「ほぐす」ことを求められるかもしれません。

他にもいっぱいあるでしょう。

まずは、新しい市場に自分が足を踏み入れるには、やはり正しい情報と知識を身につける必要があります。

新しいビジネスを考えていくときには、強い自分の志(情熱)と志を支えてくれるスキル(知識とテクニック)が、自分を後押ししてくれます。

2012年の皆さんの目標は、もう定まりましたか?

これからという方は、たくさんの選択肢がある中で、「インストラクター」としての自分の志、目標、夢・・・を見据えてみましょう。

皆さんの仕事が志事となることを願っています。

最後に私自身は、昨年様々なインプットをしてきました。
それは、今年からのアウトプットのためです。

「待つ」のでなく「届ける」。

「思う」だけではなく「動く」ためのアクションプランを2012年の元旦に定めました。

30年間以上、私自身を成長させてくれた方々、フィットネス業界へ貢献する年だと思っています。

多くの皆さんとシェアしたいと思っています。

今年もどうぞよろしくお願いたします。

(有)アクトスペース企画
代表取締役 尾陰 由美子」